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お知らせ

新型コロナウィルス感染状況に関する代表メッセージ

 新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の脅威が、我々の身近に迫っている現実を正に実感する今、日々弊社お客さま先で従事されているケージェーシーソフトウェアグループの全社員のみなさんには、様々な制限がある中、お客さまのために責務を果たされている姿に対し、私からまずは、感謝の意と、激励の気持ちをお伝えいたします。
 新型コロナウィルス感染症で、「これまで起きたこと」を振返ってみると、新しい様式を数年間経験してきたくらい、様々な出来事が起きました。
国内で初めての感染者が確認され発表があったのは1月16日になります。ダイヤモンド・プリンセス号での700人を超える船内感染に恐怖を覚え、市中感染が現実味を帯び、マスクがコンビニやドラッグストアから姿を消すようになりました。
 2月下旬には、私の故郷北海道で独自の緊急事態宣言、以降全国的なスポーツ、イベントの自粛、小中高全学校の3月から春休みまで臨時休校の要請がありました。
この頃より「クラスター」という言葉が頻繁に使われるようになり、「オーバーシュート、ロックダウン」などの用語が、東京都の小池都知事から発信され「不要不急の外出自粛」、「3つの密(密閉・密集・密接)を避けるように」と呼びかけられました。そして、安倍元首相から4月7日から5月6日までの「緊急事態宣言」の発出です。
ステイホーム、自宅で巣篭りし、仕事では弊社社員も9割以上がテレワークに至りました。
 弊社のお客さまそれぞれで対応が異なり、現場状況確認・出退勤及び体調確認を毎日実施し、緊急事態に備え、対策を万全に施しました。緊急事態宣言解除後は、「ソーシャルディスタンス、新しい生活様式、ウィズコロナ」と感染拡大防止に努め、「3密回避、マスク着用、アルコール消毒、外出自粛、テレワーク」など、本当に行動変容したと思います。
 社員のみなさんには、働き方の変容が緊急的に必要となり、時差出勤、時短勤務、テレワーク、自宅待機と、できる限りの対策を速やかに実行してもらいました。
テレワークに関しても、自宅の作業環境整備、VPNやRDP接続による顧客ネットワークへのアクセスとなり、自宅のネット環境によって苦労されたこともあったかと思います。社外で業務を行うことでの生産性低下、コミュニケーション不足による不安、情報漏洩のリスクやモチベーション低下なども懸念させていたと思います。
 本社では、出勤率をいち早く調整しテレワークを実施。マスク入手困難な時期にグループ全社員にマスクを配布。アルコール消毒やアクリル板のパーティション設置、また猛暑最中の夏マスクのグループ全社員への配布、今冬に備えマスク・消毒類の備蓄など、考えうる全てのことを実施しています。
 この新型コロナウィルスとの戦いは、長期化が見えています。更にインフルエンザを初めとする冬期のウィルスも発生するでしょう。我々の仕事は「お客さまあって成り立つもの」であります。そのような我々が、このような新たな危機に備えて、社員のみなさんにとって、より十分な環境を整備し、有効なことは最大限に、リスクは最小限に、全力で対応し続けていきます。みなさんにおいては、こんな時だからこそ、次に備え「自らの技術力を高め、お客さまに貢献する(できる)ことを考え、目指してほしい」と思います。会社は、出し惜しみせずに協力いたします。
 最後になりますが、ひとりひとりが新型コロナウィルスの感染拡大防止に努めることは、自らはもちろん、大切な家族や友人を守り、健康な心身で業務を遂行する事が、弊社のお客さまに対する責務であり、貢献につながることと意識して、共通の敵に打ち勝つ一助となることを願わずにはいられません。
引き続き、いま置かれている環境の下、一人ひとりができる範囲の中で、最大限頑張っていただくことを、この場を借りてお願いします。

天候不順の折、みなさんおそろいで、壮健にて厳しい冬にお備えください。

令和2年10月7日
株式会社ケージェーシーソフトウェア
代表取締役 安藤 勉